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K-BOX kaminejihan オリジナルデモカー

キッチンカー(移動販売車)をカスタムしたい!成功例・失敗例を紹介

2020年3月14日

この記事では、キッチンカーをカスタムするメリットや、代表的なカスタムパーツの紹介、カスタムの成功例・失敗例についてまとめました。

キッチンカーのオーナー。その個性を大いに発揮できるのがキッチンカーのカスタムです。

思い通りの仕事ができるよう設備や車内レイアウトを工夫しましょう。使い勝手のよいキッチンは提供スピードを上げ、より多くのユーザーに利用してもらうことにつながります。

カスタムするメリット

提供スピードを速める

キッチンカーでは料理の提供スピードを速くすることはとても大切です。ランチタイムなどの稼ぎ時でいかに多くのお客様に利用してもらうかによって売上が大きく違ってきますし、何より、出来たて・盛りたての料理を召し上がっていただけるからです。

そのときに大事になってくるのがキッチン周りの使い勝手です。調理や作業の流れに沿ったレイアウトは効率を上げ、調理スピード、提供スピードを最大化します。

最適なレイアウトや設備は、提供するものや販売スタイルによって違いますから、何をどのように提供するかをキッチンカーの制作業者に正確に伝え、入念に打ち合わせ・設計したうえで着工に移るようにしましょう。

調理イメージ

 

車内をきれいに・清潔に保つ

安全な食を提供するためには、調理場である車内をいつも清潔に保つことが不可欠です。

たとえば床を防水仕様にして水洗い可能にしたり、ステンレス製の調理台、調理器具を使うことで、衛生管理がグッと楽になります。

また、大きめの換気扇を付けたり、オープンルーフを取り付けて換気・通気を良くすれば、調理時の熱気や湿気、匂いを車外に排出し、クリーンな環境を保つことができます。

清潔に

気候・天候対策

移動販売は主に野外で活動しますから、天候に左右されやすいビジネスと言えます。

意外に悩まされるのが「強風」です。風が強い日は看板やのぼりを出さないようにするのも良いですが、直接車に固定できるようにしておくのがベストでしょう。

雨の日や日差しが強い日に役立つのがオーニングです。接客口にいるお客様を雨や日差しから守ってくれるので集客に役立ちますし、オーナーにとっても過剰な日焼けや熱中症対策になるので助かります。

雨のイメージ

存在をアピールして集客

車の外観をカスタマイズしてお客様に楽しんでもらうのは、移動販売業のひとつの醍醐味です。個性的なデザインは非日常感を与え、今日の食事を特別で、記憶に残るものへと昇華させてくれるでしょう。

カスタマイズ内容としては、「フロントフェイスをレトロ調にする」「サイドスカートを取り付ける」「ペイントで色を変える」「ラッピングでロゴや店名、ウェブサイトのURLを表示する」などがあります。

キッチンカーイメージ

その他、利便性を高める

インバーターやソーラーパネル、外部電源プラグなど、電源周りのカスタマイズや、バックモニター、ETC車載器などの移動時の利便性を高めるカスタマイズなどがあります。

おすすめのカスタムパーツ

リアサッシ

リアサッシ

車両側面の接客口は標準で装備されていることがほとんどですが、後ろ側にも接客口を設置することができます。

接客口が複数あることで複数人での応対ができるようになるので効率が上がりますし、横から販売できない場合(首都圏では多い)にも対応できます。

また、通気性もあがりますし、車内の透明性が上がって安心感を与えます。

フロントフェイス&エアロパーツ

フロントフェイス&エアロパーツ

いかにも商用車という印象を与えるトラックのフロント面。マスクやエアロパーツを取り付けることで雰囲気をガラリと変えられます。

フロントマスクはシトロエンやワーゲンなどレトロ調のフェイスが人気です。

ペイント&コマーシャルフィルム

K-BOX キッチンカー

好みのカラーで車両をペイントすることで、さらに個性を演出できます。

コマーシャルフィルムで店舗名やロゴ、ホームページのURLなどを入れれば、お客様を惹きつけ、記憶に残るようなデザインに仕上げることができます。

インバーター&サブバッテリー

インバーター&サブバッテリー

移動中の電源確保にはインバーターが便利です。高出力のインバーターをサブバッテリーと組み合わせれば、発電機に代えてメインの電源として使えます。

このほか、外部電源プラグを設置して外部電源から電気を供給したり、補助電源としてソーラーパネルを設置することもあります。

カスタムの成功例・失敗例

初期コストをかけすぎてしまう

コストを意識

キッチンカーの製作・購入は初期コストの中でも特に大きなウェイトを占めます。

理想の機材、理想の内外装を追い求めた結果、初期コストが膨らみ、開業まもなく経営が窮地に追い込まれてしまうケースがあります。

リスクをできるだけ小さくするためにも、開業時は本当に必要なものだけに絞って設備し、ある程度波に乗れてから必要に応じてカスタマイズを加えていくというやり方が無難です。

ベース車両に中古車を選びコストを下げるのもひとつの賢い選択です。

体調管理も

身体への負荷も考えて

よく言われるのが、軽バン(軽ワゴン車)のキッチンカーは立って調理・作業することができず、足腰に負担がかかって続けるのが辛いということです。車種選びでは出来るだけ直立できるタイプを選ぶことをおすすめします。

扇風機を設置

また、地域にもよりますが、夏場の暑さ対策はしっかり考えておいたほうが良いです。調理による熱気や湿気で車内は過酷な環境になります。水分補給に加えて、頭や首を冷やせるグッズを用意したり、車内に扇風機を設置するのもよく聞く成功例です。