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キッチンカーを探せるアプリ、導入のメリットや使い方を解説します

キッチンカーを探せるアプリ、導入のメリットや使い方を解説します

2020年9月23日

かつてのキッチンカーは、イベントや特定の店舗の近くに営業することで認知される傾向にありました。しかし昨今では、お客様自身で目当てのキッチンカーを探すケースが増えてきています。

スマートフォンやSNSの普及・発展によって、キッチンカー側が店舗の情報を発信でき、利用者も気軽に情報を検索できるようになったからです。

アプリ自体はまだ数としては少ないものの、お客様がキッチンカーを探しやすくなる機能が進化すれば、将来的にはキッチンカーで食事をすることが当たり前になるかもしれません。

この記事では、SNSも含めた主なアプリの種類と、お店側の活用方法などについて解説します。

これまでのキッチンカーの見つけ方

これまでのキッチンカーの見つけ方

方法1:各種イベントに参加する・お店の前にあるキッチンカーを訪れる

顧客がキッチンカーに接触するケースでもっとも多いのは、何らかのイベントに参加してキッチンカーを見かける、または普段から通うお店の前にキッチンカーがあるなど、足を運んだ場所で「たまたま」キッチンカーを見かけて商品を購入するケースです。

この段階では、偶然出くわしたキッチンカーで商品を購入しているに過ぎないため、その後も同じキッチンカーを探して商品を購入し続けるかどうかは、顧客が商品に強い魅力を感じるかどうかにかかっています。

方法2:テレビ・ラジオ・広報などの情報をチェックする

広告媒体の中でも、テレビ・ラジオ・広報は宣伝効果が強く、Webサービスが広く普及した中でも依然として利用されています。

各種広告媒体の宣伝では、リアルタイムでの情報に加えて、先々の出店スケジュールが分かる場合もあることから、広告を見て足を運んだ多くの顧客の中から、リピーターが発生する可能性は十分あります。

方法3:各種SNSをチェックする

後述しますが、各種SNSを使ってキッチンカーの情報を発信している運営者は多く見られます。

自分から情報を発信できて、しかも費用が発生しないことから、デメリットの少ない宣伝方法と言えます。

顧客が検索する場合、地域名を含めて検索すると、お店の情報をチェックできます。

アプリを使えばもっと簡単に見つけられる

アプリを使えばもっと簡単に見つけられる

(出典:Google Play ストア

このように、キッチンカーを顧客が見つけるケースは、顧客の側に与えられる情報が少ない分、選択肢も少ない傾向にあります。

しかし現在では、アプリを使用することによって、キッチンカーを見つける難易度が下がってきています。

続いては、株式会社Mellowが配信するアプリ「SHOP STOP」を例にとって、顧客側・運営側がアプリを使うメリットをご紹介します。

お客様が出店場所・メニューなどをチェックできる

キッチンカーは、顧客から見て「いつ・どこで」営業しているのかが分かりにくいという難点がありました。

しかし、SHOP STOPのユーザーは、どのキッチンカーが「いつ・どこで」営業しているのか、アプリを通じてリアルタイムでチェックできます。

Mellowとの連携が必要になりますが、経営者にとっては大きな販促ツールとなってくれるでしょう。

クレジットカード決済できる

SHOP STOPを使えば、顧客自身のクレジットカードを登録することによって、キャッシュレス決済ができます。

カードブランドはMasterCard・VISAの二種類に制限されていますが、その場でクレジットカード決済ができるのは大きな魅力となるでしょう。

開業に関するサポートプランが充実している

アプリとは直接関係ありませんが、経営者側にとってもMellowと組むメリットがあり、キッチンカーの経営難易度を下げるプランが用意されています。

一例として、無料の開業相談や、出店場所の紹介、賠償責任保険の提供が受けられます。

賠償責任保険に関しては、Mellow指定の出店場所以外で起きた事故でも適用され、個人で加入するには難しい補償金額のプランも選べるメリットがあります。

その他、お客様を呼び込むために利用したいアプリ・SNS

その他、お客様を呼び込むために利用したいアプリ・SNS

アプリを利用することで、顧客側・経営者側それぞれにメリットがあることが分かりました。ただ、集客を目的とした場合、SHOP STOPだけが有用なアプリではありません。

続いては、お客様を呼び込むために活用したい、アプリ・SNSについてご紹介します。

Pinchase(ピンチェス)

株式会社Andecoがリリースした、各種イベントの中でも「今いる場所」から見つけられる情報を発信するアプリです。

顧客が今いる場所から検索して、キッチンカー・パフォーマー・フェス・マルシェなどの情報をリアルタイムでチェックできる点が魅力です。

Twitter

宣伝に用いるSNSとしては非常に有用なツールの一つです。自分の店舗情報・開店場所などを逐一ツイートすることで、ターゲットとなる地域にいる人に宣伝できます。

また、ハッシュタグなど特定の活用法を複数応用してフォロワーが増えれば、その分情報を拡散してもらえる可能性が高まります。

Instagram

Twitterと同じく情報発信の面で優れたSNSですが、特に画像をアップすることに大きな特徴があります。例えば、メニュー・外観・内装・商品など、複数の画像情報を効率的にアップできます。

また、キッチンカー経営者自ら、特定の人気アカウント・自分の車に興味を持ってくれているアカウントをフォローできるため、出店エリア近辺で暮らしている人とつながり、宣伝することもできます。

おわりに

おわりに

以上、キッチンカーを探せるアプリ・キッチンカーの情報が発信できるSNSの特徴などについてお伝えしてきました。

現段階では、キッチンカー探しを専門として稼働しているアプリは少ないものの、将来的にキッチンカーのニーズが増えれば、より多くのアプリが見つかるようになることでしょう。それまでの間は、SNSを上手に活用し、自分の車を宣伝する努力が必要です。

幸いにして、SNS上では先人たちが発信した情報を検索することができますから、自分の車と似た商品・営業形態をとっているキッチンカーを参考に、アップするコンテンツを検討してみましょう。