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キッチンカーのコロナ対策はどうすべき?感染リスクを減らす方法から助成金まで解説

キッチンカーのコロナ対策はどうすべき?感染リスクを減らす方法から助成金まで解説

2021年1月27日

「キッチンカーのコロナ対策について知りたい」「感染リスクを減らしてお客様を呼び込みたい」。このように考えている方に向けて、キッチンカー運営におけるコロナ対策の具体的な方法についてご紹介します。

店舗を持つ飲食店がダメージを受けるいま、キッチンカーの出番です。コロナ対策を万全にして、安心・安全な状態でお客様に美味しい料理を届けましょう。

自治体によってはキッチンカーの初期費用に充当できる助成金や補助金の用意があり、このような支援を受けることができれば負担を押さえて対策を講じることも可能です。

キッチンカー運営におけるコロナ対策のポイント

キッチンカー運営におけるコロナ対策のポイント

新型コロナウイルスは、一般的には「飛沫感染」と「接触感染」で感染すると言われています。

飛沫感染とは、ウイルスに感染した人のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが周囲に飛び散り、他の人がそれを吸い込むことで感染することです。また接触感染とは、ウイルスが付着したものに触り、その手で口や鼻に触れることで粘膜から感染することです。

これらを防ぐには、下記のよう場所に集団で集まることを避ける必要があるとされています。

  • 換気が悪い空間
  • 人が密に集まって過ごすような空間
  • 不特定多数の人が接触するおそれが高い場所

キッチンカーは基本的に野外で活動するため、少なくともお客様周辺の換気が悪くなることはありません。また、たとえ人が多く集まるイベント会場であっても、一般的な飲食店の店内ほど人が密に集まることはなく、接触機会も少ないと言えます。

キッチンカー運営でもっとも気をつけるべきポイントは、店員とお客様との接触シーンです。注文を伺ったりお会計で直接お金をやり取りする際に飛沫・接触感染する可能性が考えられるので、この点を特に意識して対策を講じることが大切です。

接客・調理におけるキッチンカーのコロナ対策

接客・調理におけるキッチンカーのコロナ対策

キッチンカーでは特に店員とお客様との接触時に感染リスクが高まります。お互いに飛沫を回避するためには何が必要か、接触後はどのようにケアすればよいかなど、接客や調理をする際に徹底したいコロナ対策をまとめました。

マスクの着用
飛沫感染にもっとも効果的なのは、マスクを着用することです。接客でお客様と話すとき、わずかながら「つば」が飛びます。人の飛沫は2m以内まで飛ぶため、マスクを着用して飛沫を飛ばしたり吸い込んだりしないようにする必要があります。マスクの着用をお願いする張り紙を窓口に設置しておけば、お客様のマスク着用を促せます。
飛沫防止のアクリルボードを設置
マスクの着用にあわせ、接客窓口にアクリルボードも設置しておくとさらに感染リスクを抑えられます。マスクがズレてしまった場合の緊急用の飛沫対策としても役立つでしょう。
手袋の着用
接触感染を避けるには手袋の着用が有効です。直接肌と肌が触れないよう、また調理用具などに触れて新型コロナウイルスを拡散しないよう、使い捨てのビニール手袋やゴム手袋を着用し、こまめに取り替えるようにしましょう。
手洗いと手指の消毒
接触感染の対策でもっとも効果的といわれているのは手洗いと手指の消毒です。ほかの人が触れたもの、飛沫が届く場所にあるものなどを触ったときは、手洗いと消毒を徹底しましょう。
キャッシュトレイやキャッシュレス決済を用いた会計
お客様と現金のやり取りをするときは、キャッシュトレイを使いましょう。お互い手を出して受け渡しをしてしまうと接触感染のリスクが生じます。キャッシュレス決済を導入するのもおすすめです。お客様が自身のスマートフォン上で支払いを完了できるため、直接現金をやり取りする機会が減らせます。
従業員やお客様の検温
新型コロナウイルスに感染している人との濃厚接触を避けるため、従業員・お客様ともに検温をしましょう。キッチンカーではお客様に検温いただくのが難しい場合もありますので、ほかのコロナ対策を徹底し、感染リスクを抑えられるようにしましょう。
並ぶ際の間隔(ソーシャルディスタンス)を厳守
お客様にご協力いただき、2メートルほどの間隔をあけて並んでもらいましょう。ソーシャルディスタンスを守ることで、お客様同士の感染リスクを抑えられます。
セルフサービスの廃止
キッチンカーでよくあるセルフサービス用の箸、フォーク、おしぼりなどを置かないようにしましょう。セルフサービスは複数人で同じところを触るため、接触感染のリスクを高めます。従業員の手間は増えてしまいますが、感染リスクを軽減することでお客様に安心してご利用いただけます。

キッチンカーもコロナ対策のために助成金を受け取れる

キッチンカーもコロナ対策のために助成金を受け取れる

フェイスシールドやアクリルボード、消毒液などの用意にはそれなりのコストがかかります。自治体によっては、キッチンカーやフードデリバリーを始める飲食店に対し、コロナ対策を支援するための助成金・補助金を用意していますので、受給できないか調べたり検討してみるとよいでしょう。

たとえば群馬県渋川市では、キッチンカー事業に必要な以下のものに対して50万円までの補助金を用意しています。

  1. 消耗品費
  2. 広告宣伝費
  3. 許認可費
  4. 設備費
  5. その他

助成金・補助金の有無や実施時期、金額、内容は、自治体によって異なるので、詳細は各自治体のホームページなどでご確認ください。

フリーワードや地域で助成金・補助金が探せる「補助金ポータル」のようなサイトも利用するとよいでしょう。関連する最新情報があわせて入手できるのでおすすめです。

お客様に安心して利用してもらえるキッチンカーに

お客様に安心して利用してもらえるキッチンカーに

3密を避けられるキッチンカーでもコロナ対策は必要です。マスクや手袋、消毒を徹底し、他者との接触を最大限避けることで飛沫感染と接触感染のリスクを抑えられます。

コロナ対策を徹底することで従業員とお客様を感染から守ることができます。さらにはお客様からの信頼が得られ、集客にもつながることでしょう。

ぜひ本記事を参考にコロナ対策を徹底していただき、お客様に安心して利用してもらえる安全なお店づくりについてご一考いただければ幸いです。