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キッチンカーで使う看板にはどんな種類がある?移動販売に役立つ看板の種類と役割

キッチンカーで使う看板にはどんな種類がある?移動販売に役立つ看板の種類と役割

2021年2月28日

キッチンカーの看板について解説しました。看板の主な種類を挙げ、それぞれの特徴と役割を説明。また、どのように使うと効果的かを紹介しています。

キッチンカーで安定した売り上げを作るには、より多くのお客様に車を「見つけてもらう」ことが第一歩。不特定多数の人々にアピールするためには、キッチンカー周りに看板を配置する方法が有効です。

シンプルな方法ですが、看板ほどキッチンカーの宣伝に適したツールはありません。なぜなら看板は、設置しておくだけで人目に触れるので、人員が少ないお店でもしっかりと宣伝効果を狙えるからです。

看板の種類と、役割に応じた適切な設置方法を知ることは、そのまま集客アップにもつながると覚えておきましょう。

キッチンカーで使われる看板の種類

一口に看板と言っても、壁面に固定するタイプから、路上に置くだけのタイプまで、さまざまな種類があります。

キッチンカーの場合、安全のために走行中は看板を取り外しておく必要があるため、簡単に着脱できる看板が主流です。

それぞれの看板には異なった役割があるため、どの看板が良い・悪いという話ではありません。より効果的にキッチンカーを目立たせられるよう、複数のタイプの看板を組み合わせて使うことをおすすめします。

タペストリー

タペストリー

(出典:楽天市場

タペストリーは、「垂れ幕」「横断幕」とも呼ばれるタイプです。

汚れにくいテント生地などで作られた布製の看板で、上下の紐を壁面に結んでぶら下げます。印刷の発色がキレイに出るもの、軽量で持ち運びしやすいものなど、生地によって特徴があります。風に飛ばされないよう重い生地で作るものもあるので購入前に確認が必要です。

キッチンカーで使用される看板の中では、特に大きなサイズで、展開すると非常に大きいですが、巻き取って収納できるので収納スペースには困りません。

とても目立たせやすい看板なので、遠くにいるお客様へのアピールに効果的。メニューのイラストや写真を載せておけば、一目で「何のお店か」がわかります。

キッチンカーの側面や後部ドアなど、車体の余ったスペースにかけて使いましょう。

立て看板

立て看板

(出典:楽天市場

立て看板は、「サインボード」「スタンド看板」とも呼ばれるタイプです。

板面が黒板になっていてチョークやマーカーで手書きしたり、ポスターを貼ったりして使用します。木やアルミ、プラスチックなどさまざま素材の立て看板があるのでお店の雰囲気に合わせて選ぶのがポイントです。

地面に置いて使用する立て看板は、通りすがりのお客様の目に入りやすいのが特徴。また、内容を簡単に書き換えることができ、日替わりメニューや、タイムセールなど、限定的な情報を宣伝するのに適しています。

設置の際はキッチンカーから少し離して、人通りのある場所に向けておくのがよいでしょう。

奥まった場所で営業せざるを得ないときでも、立て看板を使ってお客様の視線を誘導することができます。

マグネットシート

マグネットシート

(出典:マグネットシートのオリジナル印刷専門店

マグネットシートは、磁石で車体に貼り付けられるプリント看板です。

磁石なので簡単に剥がせて、痕が残ることもありません。車体を汚さないため、レンタルのキッチンカーを利用する際にも最適です。マグネットシートに直接印刷して使用するもの、ポスターなどの紙を挟み込んで使用するもの、手書きで直接書き込んで使用するものがあります。

マグネットシートは車体の金属部分に貼って使用するものなので、サイズは比較的小さめです。すぐ近くにいるお客様に読んでもらうことを想定して、メニュー表など文字の細かい情報を掲載するのもよいでしょう。

直接印刷して使用するタイプは固定メニューや店名など頻繁に変更することのない情報の掲示に、ポスターなどの紙を挟み込んで使用するタイプはイベントの告知などに使用します。手書きはどのような情報にも対応できます。

のぼり旗

のぼり旗

(出典:楽天市場

のぼり旗は、プラスチック製のポールに旗をセットして使用します。

風ではためくので通行人の目に留まりやすく、キッチンカーの周囲を賑やかすのに最適です。既製品でさまざまな大きさのものがラインナップされており、選択肢がとても広いですが、のぼりのサイズに合わせてポールも必要になるので、サイズ選びの際にはご注意ください。

のぼり旗は「営業中」のサインとしても非常に有効です。のぼり旗が出ているお店は一目で営業中と判断できるので、「開いているかどうか分からない」といった理由での機会損失を防いでくれます。

旗の部分は簡単に取り替えられるので、「ランチタイム」「割引中」など、その時間だけの限定的なアピールにも使えます。

運転席側や荷台側など、キッチンカー周りの空いたスペースを有効活用して設置しましょう。

カッティングシート

カッティングシート

(出典:カッティングシート加工専門店-MarkShopサポートデスク

カッティングシートは、粘着剤付きのシートを車体に直接貼り付けるタイプです。

キッチンカーの装飾として使われるほか、店名や商品名を貼り付ければ車体そのものを看板代わりに使えます。風が強くて他の看板を出しにくいような日でも、カッティングシートで装飾しておけば車体を目立たせることが可能です。

フロント・ドア・荷台など、カッティングシートは掲示する場所を問いません。どの角度から見ても目立つように、何箇所かに分けて貼るのポイントです。なお、基本的に貼りっぱなしなので、レンタルのキッチンカーには使用できません。

カッティングシートはネットショップで購入でき、自分で模様や店名を切り抜いて使用する方法や、専門の業者にデザインを指定して作ってもらう方法があります。業者に依頼する場合、貼る作業は請け負っていないところもあるので、自分で貼る自信のない方は事前に確認をしておくとよいでしょう。

タイプごとの役割を理解して適切な看板選びを

タイプごとの役割を理解して適切な看板選びを

キッチンカーで使用する看板は「お客様にはどう見えているか?」を意識して選ぶのがポイントです。

数だけ増やせばよいわけではなく、その看板がどうお客様の役に立つのかを考えてみましょう。

ひと目看板を見るだけでメニューや価格帯がわかるということは、快適にお店を利用してもらうためのホスピタリティでもあります。
奇抜なだけの看板では売り上げにつながりません。看板が持つ集客効果を活かすには、お客様目線に立って適切に設置することが大切です。