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キッチンカーのリースとレンタルは何が違う?契約内容や料金の違いを解説

キッチンカーのリースとレンタルは何が違う?契約内容や料金の違いを解説

2021年4月23日

キッチンカーのリースとレンタルの違いについて解説します。貸出期間や費用、納車までの期間、契約終了後の扱いなど、項目ごとに違いをまとめました。

リースもレンタルも、「借りる」という点では同じです。イベント出店など単発で使用したいのか、それとも購入までを視野に入れて長期的に利用したいのか、開業資金をどの程度用意できるかなどによって、リースとレンタルのどちらを選択したほうがよいかは変わってきます。

キッチンカーを借りて移動販売を始めたい・試してみたいという方はぜひ参考にしてください。

キッチンカーのリースとレンタルの違いについて

キッチンカーのリースとレンタルの違いについて

一般的に知られているリースとレンタルの違いは、契約期間の長さです。リースは長期間借りるのに対して、レンタルは数日から数週間といった短期間の契約になることがほとんどです。

ここで説明する内容は、最低貸出期間、初期費用と月々の使用料金、車検や故障時などの保守と修繕、契約までの審査、納車までの期間、外装のラッピングやキッチン設備をカスタマイズできるか、契約期間終了後の違いについてです。

キッチンカーの調達方法を検討する際に大事なポイントとなりますので、それぞれの違い把握するようにしましょう。

最低貸出期間
リースは最低貸出期間が3~5年と長期になる場合が多く、反対にレンタルは1日から数週間と、一般的には短期間での契約が多いです。イベント参加などを目的に単発で使用したいのか、購入まで視野に入れて長期的に使用したいのかによって、基本的な借り方の違いがあることを把握しましょう。
なお、会社によっては6か月からリースができるところもあります。また、長期でレンタルできるところもあります。
初期費用と月々の使用料金
軽トラックタイプ、200万円の新車をリースする場合で、初期費用は車両費や調理設備費などを含めておおよそ40~70万円が相場。月々の使用料金は4~5万円が相場です。
レンタルは、初期費用はかかりませんが、保証金が10万円程度必要な会社があります。3年で契約をした際は、月々約20~30万円が相場です。
リースは初期費用がかかる分、月々の支払額はレンタルに比べて安くなります。対して、レンタルは初期費用が不要、もしくは少額の分、月々の支払額は高くなります。
保守と修繕
リースでもレンタルでも、車両やキッチンなどのメンテナンスや修理費が使用料金に含まれますが、車両の物損の場合には、その都度実費になることが多いです。
車検費用はリースだと1年ごとに別途10万円程度必要になることが多く、レンタルの場合は車検期間を避けた期間の貸し出しをしているところが多いです。
会社によって契約内容が異なるので、契約を進める前に保守と修繕はどこまでの範囲が含まれるのかを確認しておくようにしましょう。
審査
リースの場合、毎月決まった金額が支払えるのか、支払って借主の生活が苦しくなることはないのかなど、支払い能力について審査します。
レンタルの場合は特に明記されてはいませんが、長期レンタルの場合は、リース同様の審査がある場合があります。
問い合わせのタイミングで契約に必要な情報・書類が何かを確認して、スムーズに審査が進められるように事前に準備するとよいでしょう。
納車までの期間
リースの場合、外装のラッピングやキッチン設備などのカスタマイズを行う場合は、納車まで1~3か月程度かかることがあります。リース会社が貸出すキッチンカーのまま使用するのであれば、2週間程度で納車されることが多いです。レンタルは予約が取れ次第納車となります。
契約が完了してもすぐに納車されない場合があるので、早めの在庫確認をしておくと安心です。
カスタマイズ
リースは外装のラッピングやキッチンの設備などのカスタマイズ可能な場合が比較的多いです。レンタルはレンタル会社で所有しているキッチンカーをそのまま貸出すところが多いのと、基本的に短期で使用する場合が多いので、カスタマイズできないことが多いです。
すでに外装ラッピングやキッチン設備のこだわりがある場合には、理想に近い形で貸し出している会社を探すか、カスタマイズが可能かを事前に確認しておきましょう。
契約期間終了後
契約期間終了時に、キッチンカーをどうするのか決める必要があります。リースは、キッチンカーを手放す、リース契約を更新する、残高を支払い購入する、のいずれかを選択します。レンタルは、基本的にはキッチンカーを返却します。
中には、キッチンカーを購入できないリース会社や、逆に購入可能なレンタル会社があります。会社によってサービス内容が異なるので、最終的にキッチンカーの購入を視野に入れている場合は、契約期間終了後のことも事前に確認しておとよいでしょう。

リース、レンタルでも営業許可の取得が必要

リース、レンタルでも営業許可の取得が必要

キッチンカーで営業を開始するには、リースでもレンタルでも運転免許所はもちろんのこと、営業許可が必要になります。

営業許可は各地域の保健所によって基準が異なります。車両の設備などにも関係してくるところですので、車両を契約する前に事前に把握するようにしましょう。

複数箇所での出店を考えている場合には保健所ごとに営業許可が必要な場合があります。また、営業許可は定期的に更新が必要となりますので、各保健所に確認が必要です。

違いをしっかり理解したうえで選択したい

違いをしっかり理解したうえで選択したい

キッチンカーのリースとレンタルの違いについてお伝えしました。特に、契約期間の長さや費用面は大きく異なる部分です。

契約後、納車されるまでの期間の違いもありますので、出店を考えたらまずはスケジュールを確認したうえで、審査などの準備を進めていく必要があります。

キッチンカーで、まずは単発のイベントに出店をしてみたいという方や、中長期的にビジネスを始めたいけど購入までは金銭的に難しいという方は、リースとレンタルの違いを把握したうえで、ご自身のビジネスや予算にあった選択をしてください。