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融資を受けてキッチンカーの開業資金を調達する。おすすめの金融機関は?

融資を受けてキッチンカーの開業資金を調達する。おすすめの金融機関は?

2020年11月24日

キッチンカーの開業は、店舗型の飲食店よりも開業資金が少なくて済むことが特徴です。

しかし、少ない資金で始められるとはいっても、ある程度まとまった資金が必要なため、キッチンカーの開業をためらっている方も多いのではないでしょうか?

でも金融機関から融資を受ければ、自己資金が少なくても開業することが可能なのです。

そこで今回はキッチンカーを開業するにあたって金融機関から融資を受けるポイントを3つにわけて紹介します。

  • 開業に必要な資金
  • 融資におすすめの金融機関
  • 融資を受ける際の注意点

キッチンカーの開業資金が足りずに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

キッチンカーの開業に必要な資金

キッチンカーの開業に必要な資金

一般的に飲食店の開業には、小さな飲食店であっても数千万円ほどの開業資金が必要だと言われています。

キッチンカーの開業に必要な資金は、300万円?500万円ほどと言われており、店舗型の飲食店よりも初期費用が少ないことが大きなメリットです。

以下に、キッチンカーの開業に必要となる費用の内訳をまとめてみました。

キッチンカーの購入費、改装費

100万円〜300万円程度

保健所などの許可取得費

5万円

仕込み場所利用料、駐車場利用料

約50万円

調理機器の購入費、販売促進費

約50万円

開業後の運転資金

約50万円

キッチンカーの開業資金のほとんどは、車両の購入費や改装費などが大半を占めており、残りは仕入れ費や調理機器の購入費などに使われます。

また、開業まもない頃は売り上げが安定しないため、事業が軌道に乗るまでの運転資金についても考慮した上で、開業資金を用意することが大切です。

融資を受けて開業資金を調達する

融資を受けて開業資金を調達する

キッチンカーの開業費は、店舗型の飲食店よりは少ないとはいっても、300万円?500万円を自力で用意するのは大変なことです。

しかし、金融機関からの融資を活用すれば、自己資金が少なくてもキッチンカーを開業することが可能です。

そこでここからは、キッチンカーの開業資金の融資におすすめの金融機関を紹介します。

開業資金の融資を行ってくれる金融機関

開業資金の融資を行ってくれる民間の金融機関としては下記の金融機関があります。

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合

一般的に民間の金融機関からの融資は、これまでの業績や取引実績を求められるため、開業時は融資を受けることが難しいと言われています。

そのため、キッチンカーの開業には政府系金融機関の「日本政策金融公庫」がおすすめです。

日本政策金融公庫からの融資がおすすめ

日本政策金融公庫では、取引実績や業績がない開業前であっても積極的に融資を行っています。

また、金利も2%前後と他の金融機関の融資と比べて低金利なうえに、無担保で融資を受けることが可能です。

そのため、キッチンカーの開業資金の融資を受ける場合は、日本政策金融公庫からの融資がおすすめです。

融資を受けられる金額

融資を受けられる金額

融資を受けられる金額は、金融機関や融資制度によって異なりますが、自己資金の2倍?5倍程度であることが多いです。

キッチンカーの開業資金として融資を受ける際は、少なくとも50万円?100万円程度の自己資金を用意しておくことが必要です。

しかし、50万円?100万円も自己資金として用意することが難しい方もいるかと思います。

そのような方は、開業する地域によっては補助金や助成金を出しているところもあるため、それらを活用するのもおすすめです。

融資を受ける際に覚えておきたいこと

融資を受ける際に覚えておきたいこと

最後に融資を受ける際に覚えておきたい2つの注意点について紹介します。

融資額と開業資金は最小限に抑える

大きな融資を受けるということは、それだけ返済額も多くなります。

融資を受けるとほとんどの場合、毎月一定額の返済をする必要があるため、せっかく収益が発生しても、返済に追われて手元にはほとんど残らないことも少なくありません。

そうならないためには補助金や助成金を利用したり、親族から借入ができないかを相談したりして、融資額を減らせるように努力することが大切です。

専門家に頼ることを検討する

融資の申請は提出書類が多く、きちんと作成しないと、審査が通らないことも考えられます。

そのため、金融機関から初めて融資を受ける場合は、融資の専門家である「認定支援機関」への相談も検討しましょう。

認定支援機関とは、一定の実務経験や研修を受けることによって、経済産業省から融資の専門家として認められた業者のことです。

認定支援機関に相談することによって、融資の審査に通る確率が上がることに加えて、自分に適した方法での資金調達方法を提案してくれます。

さらに、認定支援機関を通すことによって、低金利かつ無担保、無保証で融資を受けられる日本政策金融公庫の「中小企業経営力強化資金」を申し込むことも可能です。

開業資金をしっかりと準備してキッチンカーを開業しよう

開業資金をしっかりと準備してキッチンカーを開業しよう

今回はキッチンカーの開業資金や融資について詳しく紹介しました。

キッチンカーの開業は初期費用が少ないとはいっても、ある程度まとまった資金が必要になるため、融資を活用するのもひとつの手です。

特に日本政策金融公庫の融資は、民間の金融機関の融資よりも低金利で融資を受けることができるのでおすすめです。

ただし、融資の審査を通るためには、書類の作成が非常に多いため、初めて融資を受ける場合は、認定支援機関に相談した方がいいでしょう。

開業後の資金繰りも十分に考えて、キッチンカーの開業にぜひチャレンジしてみてください。