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キッチンカーのサイズはどこで・何を・どのように売りたいかで決める

キッチンカーのサイズはどこで・何を・どのように売りたいかで決める

2021年1月29日

この記事では、キッチンカーを小型・中型・大型の3つに分類し、それぞれの目安の寸法、ベース車の例、特徴を記しました。また、各サイズのキッチンカーがどのようなシーンで活躍しやすいかについてもまとめました。

キッチンカーのサイズは、どのような料理を調理・提供できるかだけでなく、1日あたりの最大売上額にも関わってくる、キッチンカー設計時の最重要ポイント。それだけに悩まれる方はとても多いです。ぜひ参考にしていただき、間違いのないサイズ選びをしてください。

キッチンカーの主なサイズと特徴

キッチンカーの主なサイズと特徴

キッチンカーのサイズは主に、小型サイズ、中型サイズ、大型サイズの3つに分類されます。それぞれの車体サイズ(長さ×幅×高さ)の目安と、ベースとなる車種の例、特徴をご紹介します。

小型サイズのキッチンカー

・車体サイズの目安

長さ3.5m×幅1.5m×高さ2~2.5m

・ベース車の例

スズキキャリイ、スズキエブリィ、日産NT100クリッパートラック、日産NT100クリッパーバンなど

・特徴

軽自動車のバンやトラックを改造して製作されます。ミラやアルトなどのセダン系軽自動車を改造した、さらに小さなキッチンカーもあります。

サイズが小さい分、キッチン部分の床面積や最大積載量も小さいため、設置できる設備は必要最小限にとどまります。大柄の男性でも作業できるスペースはあるものの、同時に搭乗して作業できる人の数は2人までが限度です。

運転席が狭いので、長距離の移動はややストレスに感じることもあります。

中型サイズのキッチンカー

・車体サイズの目安

長さ4.3~5.2m×幅1.8m×高さ2.5~3m

・ベース車の例

トヨタタウンエース、トヨタライトエース、マツダボンゴトラック、日産バネットトラックなど

・特徴

普通車のバンやワゴン、1t~1.5tのトラックを改造して製作されます。キッチンカーとしてはやや大きめの印象を受けますが、普通車なので普通自動車免許で運転できます。

小型サイズのキッチンカーと比べてキッチン部分の床面積を広く取れ、また最大積載量もかなり増えるので、より大型の調理設備や多量の食材が積めます。車種によっては最大3人まで搭乗して同時に作業できます。

購入・製作費用は小型サイズのキッチンカーより高額になり、燃料や車検代などの維持費も上がります。

一般の駐車場に停めることはできますが、都市部のオフィス街など極端に狭い場所には出店できないことがある点に注意が必要です。

大型サイズのキッチンカー

・車体サイズの目安

長さ6~6.5m×幅2m×高さ3~3.3m

・ベース車の例

三菱ふそうキャンター、日野リエッセバス、ダイナトラック(ロングボディベース)など

・特徴

2t~4tトラックや小型バスを改造して製作されます。

中型サイズのキッチンカーより車内スペースがさらに広くなり積載容量も増えるため、大容量の給排水設備や冷蔵・冷凍設備、3口コンロなど固定店舗並みの業務用設備を搭載して本格的な調理が行えます。最大4~5人が同時に作業できるので、効率よく調理や販売ができます。

運転するには準中型以上の運転免許が必要です。車体が大きいので運転技術が必要で、慣れるまでは多少の訓練が必要でしょう。また出店場所は大型のイベント会場等に限られます。都市部では駐車スペースも限られるので、購入時には事前の確認が必要です。

購入・製作費用、維持費ともにもっとも高額です。

キッチンカーのサイズごとのメリット

キッチンカーのサイズごとのメリット

特徴から見えるサイズごとのメリットをまとめました。どのような場所で、どういった販売スタイルのときパフォーマンスを最大限発揮できるのか、理由とともに解説します。

小型サイズは移動や駐車が楽

小型サイズのキッチンカーは、車体がコンパクトで機動性に優れています。狭い路地に気軽に入っていけたり、極狭のスペースにも停車できたりするので、都心部の街中やスーパーの入口など、小回りの利いた営業ができます。また、車両感覚がつかみやすいので運転しやすく、女性でも扱いやすいといえます。

コストの面でも有利で、ベースが軽自動車なので中型や大型サイズのキッチンカーと比べて車両自体が安く、改造にかかる資材や工賃も安いため、初期費用が抑えられます。また、燃料費や駐車場代、車検、税金、保険などの維持費も小さく抑えられます。

中型サイズは幅広い出店スタイルができる

より大きな調理設備を複数設置できるので、カレーや丼ものなどのしっかりとしたランチメニューや、フライヤーなどの場所を取る設備が必要なメニューでも、十分な数量を提供できます。メニューの幅が広がればさまざまな客層にアプローチできるので、集客率や購買率、客単価のアップが期待できます。

車内では2~3名が作業できるので調理と接客対応を役割分担でき、混雑するランチの時間帯にも短時間で商品提供できるので、販売数の増加が期待できます。

出店場所に関しては、オフィス街から店舗の駐車場、大きめのイベントまであらゆる場所に対応できます。長距離運転や高速道路もストレスを感じにくく、遠方の出店にもチャレンジしやすいでしょう。

大型サイズは大規模イベントにも対応できる

スチームコンベクションオーブンやガス立体炊飯器などの業務調理機器を装備した、まるで実店舗のような厨房を構築可能です。これにより、他のサイズでは調理できないような本格的な料理を用意でき、メニューの差別化がはかれます。また、ランチや軽食に加えドリンクやスイーツなど多くのメニューを用意できるので、子供連れからお年寄りまで、より幅広い層のお客様にご利用いただけるようになります。

積める食材の量も多くなります。さらに、複数人で立ったまま調理・接客ができるのでオペレーションの効率もよく、多数のお客様が集まり数日間開催されるような大規模イベントにも余裕をもって対応できます。短期集中で一気に収益をあげるような場合に最高のパフォーマンスを発揮するでしょう。

キッチンカーのサイズ選びでは出店場所が特に重要

キッチンカーのサイズ選びでは出店場所が特に重要

どこで・何を・どのように売りたいかを決め、それに適合するサイズのキッチンカーを選ぶことが肝心です。なかでも「どこに出店するか」は、1回の出店で見込める販売数に関わる部分なので、サイズ選びでは特に重要な要素です。

このほか、特定の料理では調理に強い火力や多量の水を必要とするものもあり、取り扱うメニューによっても選ぶべきサイズが異なることを覚えておきましょう。

ここまでサイズ選びの基本となるポイントをいくつか紹介してきましたが、どうしてもイメージがわかない場合はキッチンカーの製作会社に相談し、実物を見せてもらうのも1つの解決方法です。